歴史



目次
  1. ギョベクリ・テペ
    1. BC 2世紀
      1. 大月氏
      2. 3世紀
        1. 4世紀
          1. 390年
          2. 6世紀
            1. 朝鮮半島の前方後円墳
              1. 隋(581〜618)
                1. 0582 突厥(テュルク)東西分裂
                2. 飛鳥時代(592〜)
                  1. 0593 推古天皇即位
                    1. 0603 推古天皇、小墾田宮(おはりだのみや)に遷宮
                    2. 唐(618〜907)
                      1. 0645 - 0703 持統天皇
                        1. 65X 斉明天皇
                        2. 0660 百済滅亡
                          1. 0663 白村江の戦い
                            1. 0667 近江京遷都
                              1. 0668 高句麗滅亡
                                1. 0671 天智天皇没。大友皇子(弘文天皇)が跡を嗣ぐ。
                                  1. 0672 壬申の乱
                                    1. 0690 藤原京着工
                                    2. 奈良時代(710〜)
                                      1. 0716 高句麗からの亡命人が武蔵野に入植
                                        1. 0720 日本書紀完成
                                          1. 0737〜0806 桓武天皇(在位781〜806)
                                            1. 0784 長岡京遷都
                                              1. 0794 平安京遷都
                                              2. 9世紀
                                                1. 869年貞観(じょうがん)地震で海底に沈んだ島
                                                2. 鎌倉時代
                                                  1. NHK BS 北条 vs 朝廷
                                                    1. 蒙古襲来
                                                      1. 1333/05/22 北条高時、700人の家来と共に自害。
                                                      2. 1336 室町時代 〜 1573
                                                        1. 1336 南北朝時代 〜 1392
                                                          1. 1455 享徳の乱 〜 1483
                                                            1. 1467 応仁の乱 〜 1477
                                                          2. 戦国時代
                                                            1. 1584年 小牧・長久手の戦い
                                                              1. 1590 7/24八王子城落城
                                                              2. 江戸時代
                                                                1. 1615年 大阪冬の陣
                                                                  1. NHK "世界へGO!"(2015/10/21)
                                                                    1. カトリック vs プロテスタント代理戦争
                                                                  2. 1615年 徳川家康死去
                                                                    1. 16XX年 鎖国政策
                                                                      1. 1680 五代将軍 綱吉
                                                                        1. 1702 赤穂浪士 討ち入り
                                                                          1. 1703 12/31 元禄大地震
                                                                            1. 1707 10/28 宝永大地震
                                                                              1. 1707 12/16 富士山大噴火(宝永大噴火)
                                                                                1. 1712 貨幣改鋳
                                                                                  1. 1715 金銀流出を防ぐ
                                                                                    1. 1716 八代 徳川吉宗
                                                                                      1. 1774 杉田玄白ら解体新書
                                                                                        1. 1840 - 1842 アヘン戦争
                                                                                          1. 1853/07/08 ペリー来航
                                                                                            1. 1856 - 1860 第2次アヘン戦争(アロー戦争)
                                                                                              1. 1858/07/29 日米修好通商条約
                                                                                              2. 1884-1885 清仏戦争
                                                                                                1. 1899/10/11 - 1902/05/31 ボーア戦争
                                                                                                  1. 1904/02/06 - 1905/09/05 日露戦争
                                                                                                    1. 194X
                                                                                                      1. モーゲンソー・プラン
                                                                                                        1. ザ・スクープ(2018年8月12日 13:55〜15:20 tv朝日)
                                                                                                          1. ハワイに潜り込んだ旧日本帝国軍スパイ 吉川猛夫(スパイ名 森村正)
                                                                                                            1. ヴェノナ文書
                                                                                                          2. 1966年〜1976年 中国 文化大革命
                                                                                                            1. 197x年 ニクソン大統領による金ドル交換の廃止
                                                                                                              1. 2008年リーマン・ショック
                                                                                                                1. 201X ユーロ危機 @ ギリシャ
                                                                                                                  1. 北野幸伯 近代君主論
                                                                                                                    1. 紹介ビデオより
                                                                                                                      1. 1章 イントロ
                                                                                                                        1. 2章 世界情勢とドラえもん
                                                                                                                          1. 3章 米露エネルギー争奪戦
                                                                                                                            1. 4章 ドル基軸通貨への挑戦
                                                                                                                              1. Q&A
                                                                                                                                1. 課題図書
                                                                                                                                  1. 僕のコメント


                                                                                                                                  [-] 1. ギョベクリ・テペ

                                                                                                                                  テレ東の都市伝説が久しぶりに面白かった。 ギョベクリ・テペ、今から1万年前の遺跡が発掘されたとのこと。

                                                                                                                                  [-] 2. BC 2世紀

                                                                                                                                  [-] 2.1. 大月氏

                                                                                                                                  栗本慎一郎氏の「TBD」を読むと、名曲月の沙漠 はこの大月氏の流浪を歌ったもの、と書いてあるのだけど、 調べてみた範囲ではそのようなことはないようだ…。 氏の妄想なのだろうか…?

                                                                                                                                  [-] 3. 3世紀

                                                                                                                                  http://homepage3.nifty.com/rosetta_stone/wissenshaft/mori2.html によると、 既にこの時代、朝鮮半島と倭国語には区別できる特徴があったとのこと。 森博達(ひろみち)京都産業大学教授による魏志倭人伝の言語学的(?)分析による。

                                                                                                                                  [-] 4. 4世紀

                                                                                                                                  [-] 4.1. 390年

                                                                                                                                  15 応神の即位年は二七〇年であるが、これは干支を二順繰り上げたとされている。二
                                                                                                                                  七〇年の干支は庚寅で二順(一二〇)年下ると三九〇年となる。これを真実の即位年
                                                                                                                                  とみると、「百済本紀」の辰斯王や阿花王の記事と合う
                                                                                                                                  落合吉薗秘史第七巻 第二部考察編 第四章「諏訪大明神絵詞」の「三種の蝦夷」p.4
                                                                                                                                  
                                                                                                                                  
                                                                                                                                  あるいは、大胆すぎる仮説かも知れぬが、「武内宿禰」とは実は蘇我氏で、職名を称
                                                                                                                                  していたものかもしれない
                                                                                                                                  同p.29
                                                                                                                                  
                                                                                                                                  ユダヤとは、ウバイド國體とタカス政体を橋渡しするとともに、両種族の事績のうち
                                                                                                                                  不都合な部分を己の行為として敢えて被った(偽装した)民族の謂いである。
                                                                                                                                  すなわちユダヤの本質は企画者でも実行者でもなく、悪評の「被り屋」である
                                                                                                                                  同p.44

                                                                                                                                  [-] 5. 6世紀

                                                                                                                                  [-] 5.1. 朝鮮半島の前方後円墳

                                                                                                                                  2014/05/10 Eテレより。

                                                                                                                                  それまで日本独自のものと思われていた前方後円墳が朝鮮半島でも10数基見つかる。 6世紀初頭に集中し、1世代に限られているのも興味深い点。

                                                                                                                                  時代的に見て、倭国の前方後円墳(3世紀頃)が半島に浸透していったことが分かる。

                                                                                                                                  鉄製兜(カブト)も出土。 倭国にはあったが、朝鮮半島ではそれまで武具を入れるようなことはなく、 極めて倭国的な墓だ、とのこと。

                                                                                                                                  甲冑の様式も、倭国様式(大阪黒姫遺跡(?)出土のものに類似)とのこと。 (当然、時代的に倭国が先)。

                                                                                                                                  冠も出土したことから、倭国出身で百済に来た王権と推測。

                                                                                                                                  任那日本府の問題も、ここから解けるだろう。 倭国から朝鮮半島への浸透が考古学的に証明されたからだ。 しかし、倭国が朝鮮半島を支配した、と言うのが言い過ぎなのも、 上記のように前方後円墳の出土が6世紀初頭に限られているからだ。

                                                                                                                                  [-] 5.2. 隋(581〜618)

                                                                                                                                  わずか37年の国だった。 小学校・中学校で遣隋使・遣唐使という言葉をしきりに覚えさせられたので、 大国というイメージしか無かったけれども、滅びるのは早かったね。

                                                                                                                                  高句麗に3度戦争を仕掛け、3度とも負けている。 高句麗の強さや北の突厥(テュルク)の規模も考えれば、日本史・中国史だけに限定 していては何も見えてこないことをつくづくと感じる。

                                                                                                                                  周囲の異人を倭とか色々と見下げて言うのは、本人が弱かったからだ。

                                                                                                                                  ローマは蛮族とやらに負けた。しかし、野蛮な国に負けたのではない。 高度な首都移動機能付き国家に負けたのだ。牧歌的な「遊牧民国家」という表現に 惑わされてはいけない。 このことを理解しないと、世界史は見えてこない。

                                                                                                                                  同じように、 突厥(テュルク)や高句麗が高度の軍事国家であったと想定することは何ら 間違ってはいない。そして、高度の軍事国家とは、経済的にも豊かでないと 成し得ない。ということは、商業的にも発展した都市が 突厥(テュルク)や高句麗にあったと考えられるのだ。


                                                                                                                                  [-] 5.3. 0582 突厥(テュルク)東西分裂

                                                                                                                                  Wikipedia によると、最盛期には東は遼海(日本海?)、西はアラル海までの 大帝国だったようだ。 この最大版図(6世紀)を見れば一目瞭然。

                                                                                                                                  東西分裂後に東テュルクが700年代まで残ったことを考えると、 日本との影響は無視できない。

                                                                                                                                  また、国が滅べば、当然亡命・難民が発生する。 これは古今東西問わない法則だと考える。

                                                                                                                                  そうすると、日本への影響はあったと考えるのだ。 実際に日本史に残っているのが、高句麗滅亡前後の高句麗の人たちの日本への逃亡だ (敢えて帰化とは書かない)。

                                                                                                                                  [-] 6. 飛鳥時代(592〜)

                                                                                                                                  [-] 6.1. 0593 推古天皇即位

                                                                                                                                  豊浦宮にて。この時、はじめて飛鳥に進出。

                                                                                                                                  [-] 6.2. 0603 推古天皇、小墾田宮(おはりだのみや)に遷宮


                                                                                                                                  大きな地図で見る

                                                                                                                                  遷都、ではない(藤原京まで都はなく、王宮程度?)

                                                                                                                                  [-] 7. 唐(618〜907)

                                                                                                                                  [-] 7.1. 0645 - 0703 持統天皇

                                                                                                                                  • NHKスペシャル シリーズ「遷宮 - 伊勢神宮〜アマテラスの謎〜」

                                                                                                                                  ** 宗像神社 *** 21枚の鏡 **

                                                                                                                                  • NHKスペシャル シリーズ「遷宮 - 出雲大社〜オオクニヌシの謎〜」
                                                                                                                                  • 大国主

                                                                                                                                  ** 縁結びにして祟りの神

                                                                                                                                  [-] 7.1.1. 65X 斉明天皇

                                                                                                                                  • 大国主の祟り

                                                                                                                                  ** 青谷神寺地(あおやかみぢち)遺跡 *** 多くの戦士した人骨の出土

                                                                                                                                  • 2世紀〜3世紀 四隅突出型墳丘墓

                                                                                                                                  ** 出雲〜北陸に多く存在 ** 出雲に豪族が存在した証拠

                                                                                                                                  • 3世紀以降、出雲にも前方後円墳が出現する

                                                                                                                                  ** 大和政権(前方後円墳)による出雲の征服を意味する

                                                                                                                                  • 日本書紀 国譲り神話(一書)にある、平和裏の国譲り

                                                                                                                                  ** 出雲の敗北ではなく「神譲り」であった ** 大国主にとって、地上から神の国への ** 役割の分担(政治:奈良、宗教:出雲)の共存社会へ *** 大国主は天皇の守り神となる(祝詞にある)

                                                                                                                                  • 出雲 - 奈良 - 伊勢の統治ライン

                                                                                                                                  [-] 7.2. 0660 百済滅亡

                                                                                                                                  唐により滅ぼされる。

                                                                                                                                  [-] 7.3. 0663 白村江の戦い

                                                                                                                                  白村江の戦い、倭国・百済連合軍と、唐・新羅連合軍との間の、 海と陸の会戦。日本、大負け。

                                                                                                                                  既に3年前に百済は唐に滅ぼされている。百済の遺民が倭国に救援を求めたのだった。

                                                                                                                                  この大敗北の後、唐・新羅の侵攻を恐れた天智天皇は 都を難波から内陸の近江に移している。

                                                                                                                                  参考

                                                                                                                                  [-] 7.4. 0667 近江京遷都

                                                                                                                                  中大兄皇子(後の天智天皇)による。0668年即位.

                                                                                                                                  [-] 7.5. 0668 高句麗滅亡

                                                                                                                                  高句麗は、日本語での古名は「こま」(Wikipediaより)。

                                                                                                                                  「こま」という言葉で日本に今でも残るものは数多い: 高麗_(曖昧さ回避)

                                                                                                                                  この年、唐・新羅連合軍によって高句麗滅亡。

                                                                                                                                  8年前の百済滅亡・5年前の白村江での倭の大敗に続く、高句麗の滅亡。 倭の唐・新羅への恐怖もピークに達しただろう。

                                                                                                                                  時の高句麗の王子(?)高麗若光が日本に亡命、高句麗人民と共に 高麗郡に移ってきたとのこと。

                                                                                                                                  703年、高麗若光が朝廷から王姓が下賜される。従五位下、ということだから、 後の源氏と同レベルか。

                                                                                                                                  僕は、高句麗の滅亡に思いを馳せ、高麗神社に訪れたのだった。

                                                                                                                                  NOTE: なお、山形明郷氏によると、古代朝鮮の3国(高句麗(TBD)・新羅(シルラ)・ 百済(TBD))と倭は定説とは異なりもう少し北に位置するとのこと。

                                                                                                                                  山形氏の見解については現在勉強中。

                                                                                                                                  [-] 7.6. 0671 天智天皇没。大友皇子(弘文天皇)が跡を嗣ぐ。

                                                                                                                                  わずか3年…。

                                                                                                                                  [-] 7.7. 0672 壬申の乱

                                                                                                                                  大海人皇子、皇位継承し天武天皇となり飛鳥に飛鳥浄御原宮を造営。

                                                                                                                                  [-] 7.8. 0690 藤原京着工

                                                                                                                                  694年遷都、完成は遷都後10年経過の704年。 わずか16年。
                                                                                                                                  大きな地図で見る を見る限り、聖方位ではない。 つまり、純唐様式。

                                                                                                                                  [-] 8. 奈良時代(710〜)

                                                                                                                                  元明天皇による。

                                                                                                                                  [-] 8.1. 0716 高句麗からの亡命人が武蔵野に入植

                                                                                                                                  [-] 8.2. 0720 日本書紀完成

                                                                                                                                  Wikipedia を読んでも誰が編纂したか分からない orz ともあれ、この時の天皇は元正天皇(女性)。 また、何かと謎の藤原不比等(659〜720)がちょうど完成時に 亡くなっている。

                                                                                                                                  [-] 8.3. 0737〜0806 桓武天皇(在位781〜806)

                                                                                                                                  • 小沢氏「皇室と韓国の関係で事実誤認」事件
                                                                                                                                    • 2014/02 小沢氏がまた「皇室と韓国の関係で事実誤認」ということで 叩かれている。 ちょうどいい機会、事実関係を調べよう。
                                                                                                                                    • 問題発言はこうだ:
                                                                                                                                      小沢氏: 「桓武天皇のお后は朝鮮半島の百済の王女様とのことだ」
                                                                                                                                    • 誤「后」→正「生母」、誤「王女」→正「子孫」、とのこと。つまり、 正しいのは:
                                                                                                                                      • 「桓武天皇の生母は朝鮮半島の百済の子孫」
                                                                                                                                      • また、百済は660年(武天皇誕生の77年前)に滅亡している。
                                                                                                                                      • 生母高野新笠を読む限り、百済とのゆかりはあれど、 10世代離れた遠い祖先と言える。

                                                                                                                                  うーん、確かに、ちょっと強引だったねぇ。

                                                                                                                                  [-] 8.4. 0784 長岡京遷都

                                                                                                                                  桓武天皇による。

                                                                                                                                  わずか10年で廃都せざるをえなかった。その背景は逆説の日本史に詳しい。 方違えの説もあるらしいが、後付と僕は考える。

                                                                                                                                  水路交通・井戸をあらかじめ想定していたこと、 難波宮や他の旧宮、平城京の建造物を移築しかなり完成していたこと、 をその理由とする。

                                                                                                                                  何かの歴史の本に永井路子氏だったかが寄稿していたが、ここまで労力を注ぎ込んで 作った都をわずか10年で破棄せざるを得なかった桓武天皇の絶望感は、確かに 想像するに余りある…。

                                                                                                                                  それだけ怨霊というものが信じられていたのだ。

                                                                                                                                  それだけ、自らと藤原氏とで下した血で血を洗う政争が凄まじかったのだ。

                                                                                                                                  [-] 8.5. 0794 平安京遷都

                                                                                                                                  桓武天皇による。

                                                                                                                                  [-] 9. 9世紀

                                                                                                                                  [-] 9.1. 869年貞観(じょうがん)地震で海底に沈んだ島

                                                                                                                                  http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130416-00000003-sasahi-sctch

                                                                                                                                  かつて松島湾南方約10キロほどの地点に大根(おおね)島があり、貞観(じょうがん)地震(869年)で海底に沈んだとされる。

                                                                                                                                  [-] 10. 鎌倉時代

                                                                                                                                  [-] 10.1. NHK BS 北条 vs 朝廷

                                                                                                                                  2012/07/27 NHK BS 北条 vs 朝廷

                                                                                                                                  • 承久の乱への流れ
                                                                                                                                    • 後鳥羽上皇は武家の弱体化を図る。
                                                                                                                                      • 地頭解任(廃止)を突っぱねた。
                                                                                                                                    • 北条正子の演説
                                                                                                                                      • 「非義」
                                                                                                                                      • この名演説に到る政子の神格化(番組では「卑弥呼化」と例えていた) が実際がないとこの演説で誰もついてこなかっただろう、とは 石坂浩二の見解。
                                                                                                                                    • 鎌倉幕府は全国を支配していたわけではない。
                                                                                                                                      • 朝廷領は残ったまま。
                                                                                                                                  • 18騎で鎌倉を出発。京では19万
                                                                                                                                  • 一ヶ月で
                                                                                                                                  • 後鳥羽上皇、隠岐に流される
                                                                                                                                  • 「虐げられた武士の権威への反逆」とナレーターは言うが、これは どうだろうか。
                                                                                                                                    • No.1 vs No.2 の戦いという視点から見たほうが分かりやすいのではないか。

                                                                                                                                  [-] 10.2. 蒙古襲来

                                                                                                                                  8代 北条時宗

                                                                                                                                  [-] 10.3. 1333/05/22 北条高時、700人の家来と共に自害。

                                                                                                                                  [-] 11. 1336 室町時代 〜 1573

                                                                                                                                  [-] 11.1. 1336 南北朝時代 〜 1392

                                                                                                                                  [-] 11.2. 1455 享徳の乱 〜 1483

                                                                                                                                  応仁の乱の発端となり、戦国自体の原因ともなる享徳の乱、関東に起こる。

                                                                                                                                  [-] 11.2.1. 1467 応仁の乱 〜 1477

                                                                                                                                  [-] 12. 戦国時代

                                                                                                                                  [-] 12.1. 1584年 小牧・長久手の戦い

                                                                                                                                  2017年9月9日、フジ27時間TVのテーマは「にほんのれきし」が なかなか面白い。

                                                                                                                                  その中に、僕の知らなかった歴史事件が。それが 小牧・長久手の戦い

                                                                                                                                  僕は、豊臣秀吉と徳川家康は共に織田信長の家来で、 豊臣秀吉が天下を取った後は徳川家康は関東(当時の田舎)に左遷され、 その後の関が原の戦いは、豊臣政権の後継者争い、くらいの認識だった。

                                                                                                                                  なので、それに遡ること16年、小牧・長久手の戦いとして 豊臣秀吉と徳川家康が戦っていたことは知らなかった。

                                                                                                                                  で wikipedia の該当ページを読む。

                                                                                                                                  なるほど、1582年 本能寺の変以降、豊臣側と徳川側は対立していたのか。

                                                                                                                                  そして、最後は秀吉側が折れて講和を持ちかけた、と。

                                                                                                                                  [-] 12.2. 1590 7/24八王子城落城

                                                                                                                                  旧暦6/23。 数日後の小田原城落城で北条氏照敗北。切腹を命じられる。

                                                                                                                                  [-] 13. 江戸時代

                                                                                                                                  [-] 13.1. 1615年 大阪冬の陣

                                                                                                                                  [-] 13.1.1. NHK "世界へGO!"(2015/10/21)

                                                                                                                                  • 当時の家康とエリザベスI世、イギリスと日本の深いつながりを示す興味深い番組。
                                                                                                                                  [-] 13.1.1.1. カトリック vs プロテスタント代理戦争
                                                                                                                                  • イギリス製 カルバリン(CALVALIN)砲
                                                                                                                                    • 有効射程 500m (5倍)
                                                                                                                                      • 厚さ40cmのコンクリートに穴を開ける威力
                                                                                                                                    • 1588年、スペイン無敵艦隊を破ったのもカルバリン砲による。
                                                                                                                                    • 大阪城天守閣背後の備前島にカルバリン砲2門を配備。
                                                                                                                                  • イギリスから火薬・大砲が売れた記録が残っている

                                                                                                                                  [-] 13.2. 1615年 徳川家康死去

                                                                                                                                  [-] 13.3. 16XX年 鎖国政策

                                                                                                                                  • 鉛弾の80%が外国製

                                                                                                                                  ** → キリスト教弾圧だけでなく、国内各大名への軍事物資の拡散を防いだ意味もあった

                                                                                                                                  • イギリス、日本人奴隷の輸出
                                                                                                                                  • 1623年 イギリス、日本から撤退

                                                                                                                                  ** その後、イギリスは世界帝国に

                                                                                                                                  [-] 13.4. 1680 五代将軍 綱吉

                                                                                                                                  1680 - 1709 五代将軍 綱吉

                                                                                                                                  逆説の日本史では、通説をひっくり返し、実は名君だったと説いている。 他方、「江戸将軍が見た地球」では、通説に沿った説明をしている。 理由として、以下を述べている:

                                                                                                                                  • 六代家宣が将軍になるとまっ先に生類憐れみの令を撤廃した
                                                                                                                                    • → だが、2011/11/10 の NHK BS歴史館(*1) によると、 行き過ぎた令の廃止に過ぎない、と、抑えた表現になっている。 この番組では、綱吉を理想を追求する改革者としての一面と、 神経質で世間知らずな一面の両面を紹介していた。
                                                                                                                                  • その進言をしたのは新井白石

                                                                                                                                  (*1) BS歴史館 シリーズあなたの常識大逆転!(1) 「“お犬様”騒動 隠された真実」

                                                                                                                                  綱吉のダメな面が強調されている昨今なので、NHK BS で触れていた彼の プラス面を挙げてみたい:

                                                                                                                                  1. 福祉政策を25年かけて進めた、その強い意志。
                                                                                                                                    • 武士による殺戮の時代から福祉の時代への転換を成し遂げた。
                                                                                                                                    • 武士達の戦士から官僚への意識改革(8割の武家を更迭したとのこと!)。
                                                                                                                                    • 前田家に今も残る、生き物対策マニュアル
                                                                                                                                      • 「犬どうしの喧嘩には、まず脇に水を打ってみる。」
                                                                                                                                      • 「それでも喧嘩が収まらない場合は…」
                                                                                                                                      • ... と行った具合の、具体的なマニュアルを作っていた。 それも、犬の喧嘩に!
                                                                                                                                  2. 武家諸法度の改定
                                                                                                                                    • 「文武弓道」から「文武忠孝」へ。
                                                                                                                                  3. 弱い将軍と強い老中、という関係をひっくり返した。
                                                                                                                                  4. 元禄文化が生まれる。
                                                                                                                                  5. 綱吉作の絵「白衣観音」
                                                                                                                                    • なかなか繊細な絵だったな…。

                                                                                                                                  彼の不幸は、この後の一連の事件と天災だった…

                                                                                                                                  [-] 13.5. 1702 赤穂浪士 討ち入り

                                                                                                                                  [-] 13.6. 1703 12/31 元禄大地震

                                                                                                                                  「大地震」という言葉の重みを、2011年、今の私たちは理解できるのだった…。

                                                                                                                                  [-] 13.7. 1707 10/28 宝永大地震

                                                                                                                                  [-] 13.8. 1707 12/16 富士山大噴火(宝永大噴火)

                                                                                                                                  [-] 13.9. 1712 貨幣改鋳

                                                                                                                                  • 新井白石、
                                                                                                                                    1. 貨幣改鋳
                                                                                                                                    2. 悪貨鋳造の起案者である勘定奉行萩原重秀の罷免に成功
                                                                                                                                      • しかし、結果として価値のある貨幣は私蔵され、デフレを招く。
                                                                                                                                    3. 朝鮮通信使に対する接待の簡素化

                                                                                                                                  [-] 13.10. 1715 金銀流出を防ぐ

                                                                                                                                  • 新井白石、金銀の海外への流出を防ぐ法令を発布。

                                                                                                                                  [-] 13.11. 1716 八代 徳川吉宗

                                                                                                                                  • 自ら雨量計を設置・川の反乱を予測

                                                                                                                                  5代綱吉の時代、武士が凋落し、町民が富裕化していた。

                                                                                                                                  • 経済政策
                                                                                                                                    • 朝鮮人参の国産化
                                                                                                                                      • 財の流出が起こっていた。
                                                                                                                                      • 国産化に成功。
                                                                                                                                  • アラビア馬の輸入
                                                                                                                                    • 西洋馬術の導入
                                                                                                                                    • 国内での繁殖

                                                                                                                                  [-] 13.12. 1774 杉田玄白ら解体新書

                                                                                                                                  吉宗の撒いた世界とのつながりのがここに1つ実を結ぶ。

                                                                                                                                  [-] 13.13. 1840 - 1842 アヘン戦争

                                                                                                                                  [-] 13.14. 1853/07/08 ペリー来航

                                                                                                                                  「屈辱的な条約を結ばされた」と岸田秀氏の本で読んだが、 事実はそう簡単ではないようだ。

                                                                                                                                  NHK BS 歴史館「幕末・日本外交は弱腰にあらず」は大変興味深かった。 ペリーの武力をちらつかせた威嚇に対し、 時の外交に応じた林復斎は、理路整然・堂々と対等に渡り合ったのだった。 そして、この段階では「開国」していないのだった。

                                                                                                                                  (2011/09/28 記) (2018/04/28 BS-TBS 「諸説あり」でも同様の議論。ゲスト: 森田健司 大坂学院大学教授)

                                                                                                                                  [-] 13.15. 1856 - 1860 第2次アヘン戦争(アロー戦争)

                                                                                                                                  [-] 13.16. 1858/07/29 日米修好通商条約

                                                                                                                                  1853/07/08 ペリー来航に続いて、同じ番組で紹介されていた。

                                                                                                                                  アジアの欧米による植民地化・アヘン戦争という脅威の中、 岩瀬忠震がぎりぎりの落とし所を探していたのだった。 もし私が彼だったら、おそらくはこれほど見事な外交はできなかっただろう。

                                                                                                                                  日米修好通商条約が見事だったということではない。 彼の苦労が分かるのだ。いい番組だった。

                                                                                                                                  彼は井伊直弼によって左遷され、44歳で病死に至った。 しかし、彼の撒いた種は後に大きく育つことになる。

                                                                                                                                  (2011/09/28 記)

                                                                                                                                  [-] 14. 1884-1885 清仏戦争

                                                                                                                                  フランスのベトナム侵略戦争

                                                                                                                                  [-] 15. 1899/10/11 - 1902/05/31 ボーア戦争

                                                                                                                                  [-] 16. 1904/02/06 - 1905/09/05 日露戦争

                                                                                                                                  [-] 17. 194X

                                                                                                                                  [-] 17.1. モーゲンソー・プラン

                                                                                                                                  モーゲンソー・プラン

                                                                                                                                  戦後ドイツも残酷な道を辿っていた。900万人のドイツ国民が死んでいたのだ。

                                                                                                                                  [-] 17.2. ザ・スクープ(2018年8月12日 13:55〜15:20 tv朝日)

                                                                                                                                  [-] 17.2.1. ハワイに潜り込んだ旧日本帝国軍スパイ 吉川猛夫(スパイ名 森村正)

                                                                                                                                  • アメリカ側は森村正の諜報活動を知っていた。
                                                                                                                                    • 森村から日本への電文を傍受していた。
                                                                                                                                  • 「どう日本が先に攻撃するよう誘導するか」
                                                                                                                                  • ハワイ沖の旧日本軍の特殊潜航艇をアメリカが先に(06:45)撃沈していた。
                                                                                                                                    • 日本軍の奇襲攻撃は 7:55

                                                                                                                                  [-] 17.2.2. ヴェノナ文書

                                                                                                                                  • ソ連スパイ 200名がルーズベルト大統領

                                                                                                                                  [-] 18. 1966年〜1976年 中国 文化大革命

                                                                                                                                  文化大革命。NHK BS1「中国文化大革命50年知られざる"負の連鎖"」 (2017年)

                                                                                                                                  スタンフォード大学ウォルダー教授らによる死者の推計は数1000万人以上。

                                                                                                                                  革命委員会による粛清が最も破壊力を持った。

                                                                                                                                  [-] 19. 197x年 ニクソン大統領による金ドル交換の廃止

                                                                                                                                  [-] 20. 2008年リーマン・ショック

                                                                                                                                  [-] 21. 201X ユーロ危機 @ ギリシャ

                                                                                                                                  ユーロ危機とはこういうことか…: http://www.youtube.com/watch?v=n_jV_CAL4VY

                                                                                                                                  [-] 22. 北野幸伯 近代君主論

                                                                                                                                  ポイントは下記:

                                                                                                                                  1. 国益
                                                                                                                                    • 基軸通貨
                                                                                                                                    • エネルギー
                                                                                                                                  2. 安全
                                                                                                                                  3. イデオロギーさえ、支配の道具

                                                                                                                                  これらの重要性をどれだけ認識できるか、が鍵。

                                                                                                                                  [-] 22.1. 紹介ビデオより

                                                                                                                                  • 2005年プーチンによる通貨戦争が背景
                                                                                                                                  • 基軸通貨とエネルギー
                                                                                                                                  • 支配者層と一般大衆
                                                                                                                                  • 「国益」
                                                                                                                                  • 基軸通貨
                                                                                                                                  • 支配者層「イデオロギーは信じるものではなく、大衆を動かすために利用するもの」
                                                                                                                                  • 覇権争い
                                                                                                                                    • 理由はわからない
                                                                                                                                    • 会社も同じ
                                                                                                                                  • 国家ライフサイクル
                                                                                                                                    • 政治の安定
                                                                                                                                    • まともな経済政策(<-> 中国文化大革命)
                                                                                                                                    • 賃金水準(低いのが良い)
                                                                                                                                  • エネルギーは平和より重要
                                                                                                                                    • グリーンスパンが暴露
                                                                                                                                      • 「イラク戦争は石油問題」
                                                                                                                                  • 「11. イデオロギーは国家が大衆を支配する道具に過ぎない」
                                                                                                                                    • 世界を動かす11の原則
                                                                                                                                    • ソ連時代、支配者層は共産主義を信じていなかった

                                                                                                                                  [-] 22.2. 1章 イントロ

                                                                                                                                  • 2600% ルーブル暴落し 99% の人の生活が苦しくなる中、金持ちになっていく人がいる。
                                                                                                                                  • 一見「トンでも・陰謀論」を、証拠付きで提出
                                                                                                                                  • 未来予測
                                                                                                                                    • 血液検査と同じ。医学の知識がないと赤い液体でしか無いが、 医学の知識があると健康状態を把握できる。
                                                                                                                                    • 今は情報にあふれているが、分析能力がないのでただ見逃してしまっている。

                                                                                                                                  [-] 22.3. 2章 世界情勢とドラえもん

                                                                                                                                  • 国益
                                                                                                                                    • 国益 = お金 + 安全
                                                                                                                                    • 現実問題として経済 > 道徳
                                                                                                                                    • 国益のために国家はあらゆる嘘をつく
                                                                                                                                    • 会社もそう。「社会に貢献している」と言う会社であっても、金儲け、 金儲け、金儲け、…と言うことを腹の底で理解してないといけない。
                                                                                                                                  • 世界情勢 = 「主役・ライバル・準主役」
                                                                                                                                    • GDP トップ11位で世界の70%を占めている
                                                                                                                                      • 日本はGDP世界3位なのになぜ影響力が小さい
                                                                                                                                    • 軍事費も同様
                                                                                                                                      • 核兵器
                                                                                                                                        • フセインもカダフィも殺された
                                                                                                                                        • 北朝鮮はこの歴史を見ている
                                                                                                                                  • 覇権とは
                                                                                                                                    • 2位とは、覇権国を引きずり落とす者
                                                                                                                                    • 1992年、ソ連が崩壊した直後から次の覇権争いは始まっていた。
                                                                                                                                      • 中国ではない。
                                                                                                                                  • リーマン・ショックとは
                                                                                                                                    • 覇権国と2位との覇権争いの一環
                                                                                                                                    • アメリカが破綻しない理由
                                                                                                                                      • 経常赤字で存続できる理由
                                                                                                                                        • 還流
                                                                                                                                          • 金利差
                                                                                                                                          • 米国債
                                                                                                                                            • 114兆円の米国債を日本は買っている(貿易赤字額の15年分)
                                                                                                                                              • 他国も同様
                                                                                                                                          • 米国株
                                                                                                                                        • 基軸通貨
                                                                                                                                          • 世界通貨
                                                                                                                                          • 軍事力が背景
                                                                                                                                          • 1944年ブレトンウッズ体制
                                                                                                                                          • 1971年ニクソン・ショック(金交換停止)
                                                                                                                                          • アメリカ - サウジの密約
                                                                                                                                          • レスターサロー教授:
                                                                                                                                            • 今堀さんを例に上げる
                                                                                                                                              • 月給100万円の今堀さんが毎月200万円使っている。 毎月100万円の赤字をどう埋めているか → 印刷することによって。
                                                                                                                                              • これが基軸通貨。裏付けとなる国力がなくなるとこの矛盾は終わる。
                                                                                                                                          • アメリカを基軸通貨から引きずりおろせばこの矛盾が終わる。
                                                                                                                                  • アメリカ潰し by ヨーロッパ
                                                                                                                                    • 1991年11月ソ連崩壊後のヨーロッパ(EU)
                                                                                                                                    • ジャック・アタリ「ヨーロッパが通貨統合すればアメリカをしのぐ大国になるだろう」
                                                                                                                                    • ユーロは、理想ではなく、ドル潰しを目的に生まれた
                                                                                                                                  • エネルギー
                                                                                                                                    • 金儲けと同じくらい重要
                                                                                                                                    • 太平洋戦争のきっかけがエネルギー問題
                                                                                                                                      • 日本もエネルギーをゲットするために戦争した、ということ
                                                                                                                                    • イラク戦争(2003年)も石油
                                                                                                                                      • 大量破壊兵器、テロ組織は大嘘
                                                                                                                                      • フセインは無罪だったにも関わらず処刑された
                                                                                                                                      • シラク仏大統領による石油のユーロ決済
                                                                                                                                      • グリーンスパン「イラク開戦は『石油』」と暴露
                                                                                                                                      • そもそもなぜアメリカはこんな無茶をしてまで戦争を起こしたか
                                                                                                                                        • 石油の65%を占める中東を押さえるためには嘘をついてでも人を殺してでも行う
                                                                                                                                          • 覇権国家であり続けるため

                                                                                                                                  [-] 22.4. 3章 米露エネルギー争奪戦

                                                                                                                                  • フランス・ドイツの野望: ヨーロッパを再び覇権に
                                                                                                                                    • 多国主義を提唱
                                                                                                                                  • 妻の父は牛乳会社(国営)副社長でロシア人
                                                                                                                                    • 社長はユダヤ人
                                                                                                                                      • 株券化し従業員に配る
                                                                                                                                      • 従業員は株券の価値は分からない
                                                                                                                                      • ユダヤ人は株券をウォッカと交換した
                                                                                                                                      • 金持ちになってイスラエルに逃げた
                                                                                                                                  • 7人の新興財閥がロシアの70%の富を握った
                                                                                                                                    • うち6人はユダヤ人
                                                                                                                                  • ユコス事件
                                                                                                                                    • 日経「株式会社ロシア」
                                                                                                                                    • ホドロフスキー & ジェイコブロスチャイルド, 「オープンロシア」設立
                                                                                                                                      • プーチン潰しが目的 → だが、負ける
                                                                                                                                        • 石油メジャー vs プーチン
                                                                                                                                  • グルジア(ジョージア)バラ革命
                                                                                                                                    • (基軸通貨, エネルギー)の一環
                                                                                                                                      • アゼルバイジャンのバクー - トルコの石油パイプラインをロシアを回避させるため にグルジアが必要
                                                                                                                                    • アメリカの後押し
                                                                                                                                      • 証拠: シュワルナゼが発言している
                                                                                                                                        • ソロスが後押しした、と。
                                                                                                                                          • 民主化支援 = 半独裁国家
                                                                                                                                    • ユコス事件への復讐
                                                                                                                                  • プーチンの評価
                                                                                                                                    • 民族派 vs 国際派
                                                                                                                                    • ロシア・ファースト。国内では人気が高い
                                                                                                                                    • 国際派ゴルバチョフはロシア国内で憎まれている
                                                                                                                                      • エリツィンも同様
                                                                                                                                      • 国際派のためにロシアは貧しくなった
                                                                                                                                    • GDP 7% 成長を実現
                                                                                                                                    • 自国ファースト → 過ぎると、孤立する。
                                                                                                                                      • 旧日本帝国
                                                                                                                                  • 2004年 ウクライナ オレンジ革命
                                                                                                                                    • 親ロシア派 → 親欧米
                                                                                                                                    • ガスパイプライン
                                                                                                                                    • 2014年 ウクライナ革命
                                                                                                                                    • BRISMA バイデン副大統領の息子(次男)の会社がウクライナガス採掘権を持っている
                                                                                                                                      • 日本であれば文春が叩く内容であるがアメリカでは普通
                                                                                                                                    • 2005年 中露同盟
                                                                                                                                      • 東側衛星国がほとんど西側についた
                                                                                                                                      • 中露同盟のために国境問題を譲歩した。ロシアがこうすることはこれまでなかったこと。
                                                                                                                                      • ブッシュ大統領は国連を無視してイラク戦争を叩いたが、 これがアメリカの孤立・没落の始まりとなる
                                                                                                                                        • 中露同盟の威力
                                                                                                                                      • 2006年、アメリカを想定した中露軍事演習
                                                                                                                                        • 「中露の中は悪い」と言うのは日本の誤った見方
                                                                                                                                          • 10年以上同盟を結んでいる事実を見る
                                                                                                                                      • 「好き嫌い」ではない。嫌いでも同盟するのが国際情勢
                                                                                                                                  • 中露同盟にクサビを打てるかどうかが日本の戦略
                                                                                                                                    • 竹島問題・北方領土問題 <= 沖縄問題、を認識できるかどうか
                                                                                                                                    • アメリカはヒトラーを叩くために悪魔(スターリン)と手を組んだ

                                                                                                                                  [-] 22.5. 4章 ドル基軸通貨への挑戦

                                                                                                                                  • 2006年12月 ユーロ、現金流通量でドルを超えた
                                                                                                                                  • 2007年 プーチン「ルーブルを世界通貨に」
                                                                                                                                    • 資源高の時代、プーチンも強気
                                                                                                                                    • 12月 イラン、原油のドル建て決済を中止
                                                                                                                                    • 12月 サウジ、アメリカを裏切る
                                                                                                                                  • 2008年
                                                                                                                                    • 1月 ソロス「ドル一極支配の終焉」をダボス会議にて宣言 → 的中(リーマン・ショック)
                                                                                                                                  • → 米中2極時代へ
                                                                                                                                    • 勝組: 中国
                                                                                                                                    • 負組: ロシア(GDP -7%)
                                                                                                                                  • 2011年
                                                                                                                                    • 日本: 野田首相、人民元建て中国国債購入を決定
                                                                                                                                      • 尖閣国有化で日中関係悪化の中、なぜ野田首相がこのような決断をしたか?
                                                                                                                                        • → 北野氏の予想: 事の重大さを野田首相は知らなかったのでは?
                                                                                                                                  • 2018年
                                                                                                                                    • リーマン・ショックから10年、ドルはどうなったか。
                                                                                                                                      • アメリカ: V字回復。
                                                                                                                                      • 中国: 成長率低下
                                                                                                                                  • 21世紀の大革命: シェールガス革命
                                                                                                                                    • 世界地図を塗り替えた
                                                                                                                                    • アメリカが原油・ガス生産国世界1位に。
                                                                                                                                    • ロシアの資源戦略が無効化される
                                                                                                                                    • 中東の重要性が大きく下がる
                                                                                                                                    • シリアから撤退
                                                                                                                                    • イスラエル・サウジと険悪に(オバマ時代)
                                                                                                                                  • AIIB
                                                                                                                                    • 覇権 = 支配。言うことを聞かせる
                                                                                                                                      • 昔で言えば植民地
                                                                                                                                    • アメリカ一極支配終焉の象徴的事件
                                                                                                                                      • 日本以外の先進国がアメリカの意向に沿わず AIIB に参加
                                                                                                                                  • farway 事件
                                                                                                                                    • 5G
                                                                                                                                  • 戦争
                                                                                                                                    • 外交戦
                                                                                                                                      • トランプは下手。動けば動くほど敵が増えている
                                                                                                                                        • farwayに関してはうまくやっている(中国の悪魔化)
                                                                                                                                    • 情報戦 敵を悪魔化させる
                                                                                                                                    • 軍事戦
                                                                                                                                  • 北野氏「中国はアメリカに勝てない」
                                                                                                                                    • 国家ライフサイクル(60〜70年/1サイクル)
                                                                                                                                      1. 混乱期(移行期)
                                                                                                                                      2. 成長期
                                                                                                                                      3. 成熟期
                                                                                                                                      4. 衰退期
                                                                                                                                    • 戦勝国になって自虐史観を終える
                                                                                                                                      • どちらにつくか
                                                                                                                                  • バフェットと同様、情報収集で豊かになる
                                                                                                                                    • 基軸通貨、エネルギー

                                                                                                                                  [-] 22.6. Q&A

                                                                                                                                  • ソ連の一般庶民は何を見ていたか
                                                                                                                                    • ソ連が崩壊すれば民主主義が来る、と夢見ていた
                                                                                                                                    • ソ連エリート大学と庶民との情報格差
                                                                                                                                    • 支配者層は共産主義など信じていなかった
                                                                                                                                      • 民主主義になった。信じているわけではなく損得で切り替えた。
                                                                                                                                  • リーマン・ショックとサブプライムローンは無関係?
                                                                                                                                    • 無関係ではないが、ドル覇権のひきづりおろしという側面と共に見る必要がある
                                                                                                                                  • 支配者層 vs 仮想通貨
                                                                                                                                  • 日本とエネルギー問題
                                                                                                                                    • 国策として進めるべき。また戦争の原因になる
                                                                                                                                      • メタンハイドレード
                                                                                                                                      • 再エネ

                                                                                                                                  [-] 22.7. 課題図書

                                                                                                                                  • コールダー・ウォー: ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争 マリン カツサ,Katusa,Marin,惣樹, 渡辺; 単行本
                                                                                                                                  • China 2049

                                                                                                                                  [-] 22.8. 僕のコメント

                                                                                                                                  「30年釜茹での刑」からの脱出、或いは「イデオロギーさえも支配の道具」

                                                                                                                                  平成バブル崩壊から30年間停滞していた日本。 一人当りGDPは他先進国と比べても見劣りするレベルに低下(*)。 自分を棚に上げて他人を批判するばかりのニュース…。

                                                                                                                                  劣化情報にまみれ、いつのまにか情弱となった僕がいました。

                                                                                                                                  世界のリアルを直視しよう。

                                                                                                                                  「イデオロギーさえも支配の道具」

                                                                                                                                  こう言い切る北野氏の論は冴え、非常に明快に世界情勢を見るツールを提供してくれる。

                                                                                                                                  そして、僕はこうも思ったのだ。「イデオロギー」を「宗教」に置き換えてみると?、と。

                                                                                                                                  「次は勝つよ」

                                                                                                                                  祖父を戦争で亡くされた北野氏の覚悟が僕の胸に突き刺さった。

                                                                                                                                  (*) https://finance-gfp.com/?p=4592






                                                                                                                                  Generated by juli 2.3.2