前から見るとシンプル、しかし背後は複雑



Sitemap | Profile | タグ一覧
最近の更新
ドライランのありがたみを改めて知る
2024/04/04
伊豆半島
2024/03/31
お出かけチェックリスト
2024/03/29
Ruby
2024/03/27
Kubernetes
2024/03/22
音楽データをDisplayAudioで聞く
2024/03/09
Redmine
2024/02/05
git
2024/02/02
経済
2024/01/08
どうする家康
2023/12/17
MX-Linux
2023/11/06
國體関連学-休学のご連絡
2023/08/13
Debian
2023/08/02
CentOS
2023/06/13
Dell-XPS13
2023/05/23
ベルト
2023/05/18
SourceForge
2023/04/17
確定申告
2023/02/19
さらば「まぐまぐ」
2023/01/09
風猷縄学
2022/11/23


Dennis Ritchie の死去に触れて書かれた記事の一文。

[-] 1. 前から見るとシンプル、しかし背後は複雑

...自分にとって大事な金言だと思い、タイトルにもした。

例えば、ruby もそうだ。一見シンプルな言語仕様だが、この VM は かなり複雑なのだ。

また、近い思想を感じる Ruby on Rails もそうだ。 使いやすい。しかし、その実装に暗黒面もあるようだ。

この暗黒面を嫌ってはいたのだが、Unix好きの私にとって、 この共通点は大きなトリガーだ。

意外と本質的なのかもしれない。

[-] 2. 自分の安住の地の外で仕事をする

第二は、自分の安住の地の外で仕事をする必要性。
Ritchieは、物理学者で数学者だった。
しかし彼はプログラマになった。

電子工学で四苦八苦していた私が今や IT の末端でシステム開発をしている。 異分野でのチャレンジを恐れることはなかったのだ。

UNIXやCの構築には、彼の本業が大きく貢献したことは明らかだが、
Bjarne Stroustrup(C++の作者)が言うには、Ritchieは新しい、
未経験の分野で仕事をすることをおそれなかった。
“もしもDennisがあの10年間、難解な数学の研究に没頭していたら、
UNIXは死産しただろう”、と彼は書いている。

[-] 3. 共有

痛い一言だ:

小さなスタートアップが製品をNDAの背後に隠したり、
起業家たちがうわべだけの愛想の良さと真のネットワーキングを
混同している様子が、ときどき見受けられる。
そういうときは、彼らのアイデアが実は全然新しくないか、
または成功しそうもないアイデアであるか、
または彼らの企業が今後成長しないか、のどれかだ。
ぼくの見るかぎり、成功している起業家に共通しているのは、
口先だけの話よりも、
実コードとその実動(デモでもよい)が先行していた人たちだ。
良いゲームについて話すのではなく、
その良いゲームを目の前でプレイしてみせること。

[-] 4. 参照

http://jp.techcrunch.com/archives/20111015what-can-we-learn-from-dennis-ritchie/






Generated by juli 2.3.2