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たまたま昨日('12/7/10)BSで映画「足寄より」をやっていて観ることができた。
連れは「配役が若すぎていまいち」などと言ってたが(^^;、 僕はそれほど違和感なく楽しめた。
出来れば、もっと僕の好きな曲も入れて欲しかったかな。
「長い夜」が無性に聞きたくなって彼のベストCDを TSUTAYA で借りた。
卒業間近。卒業式が終わり、寮の部屋を明け渡さないといけない。 ただ、次の進路(就職・進学)まで第2集会室で寝泊まりすることは許されていて、 卒業生数十人が一つの大部屋で寝ているのだが、僕もその中にいた。
家にはもどる気はなかった。学校の寮からそのまま進学先の大学まで一人で 旅立とうと思っていたから。
卒業してしばらくは勉強する必要もなく、皆、気ままに生活していた。 誰かが「長い夜」を大音量で聴き始めた。うるさいと思うものはいなかった。 誰もがラジカセを持っているわけではない。iPod なんてあるわけもない。 ウォークマンはまだ僕には高嶺の花だった。 誰もが音楽に飢えていた。 皆、松山千春の名曲に聞き入っていた。
遠い日の思い出。
「銀の雨」も良い。今、飽きることなく繰り返し聴いている。
詩がせつないね。
あなたと暮らしたわずかな時間 通りすぎれば楽しかったわ
一緒にいるだけで楽しいと思える人と出会えることって、本当に貴重。 また、この人と一生やっていこうと心に誓ったはずなのに、 なぜそれが崩れてしまうことがあるのだろう、ね。 外に出る気力もなく部屋の中で閉じこもって生活を続けた日々を思い出してしまう。
これ以上私がそばにいたなら あなたがだめになってしまうのね
女性と思われるこの歌の主人公。 二人の関係の終わりが見えていて、静かに身をひこうとしているのか…。 なぜそんなに弱気なのだろう…。 でも、それが貴女の決断なんですね。 夢に向かって去っていく彼に対して、静かに身を引く、 それが貴女なりの最後のプライドなのでしょうか。 別れに際してみっともなくぎゃあぎゃあわめいてすがりついく女なんて 演じないわ、と。 どちらが上とか下とかじゃない。泣いて感情をぶつけるのも1つの愛情表現。 でも、それも分かっていて、それでも貴女は決断したんですよね…。
いつの間にか降りだした雨 窓の外は銀の雨が降る
松山千春は、雨を銀色と表現した。
村下孝蔵が「五月雨は緑色」と歌ったときは、その繊細な感性に心が震えた。 この一言で、初夏の雨・校庭・初恋の彼女の姿… 濃厚な初夏の雨模様の風景が浮かんでくる。 それに比べると銀の雨はもっとモノトーンで大人で冷たく刺すような銀色。 でも、僕は、その雨は優しい透明色だと思いたい。