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本多静六氏に興味を持ったのは、「投資家列伝」的なサイトを 読んでいて、「東大卒の森林学の博士にして 投資で100億築いた人物がいた」、と紹介されていたからだった。
どのサイトか忘れてしまったのが残念。
こういった伝説の投資家なり相場師って、 実際はそんなにお金を持っていなかったりとかそういう嘘で塗り固められた 話が多い印象があったので、本当の投資家がいたんだと かえって興味を持ったのが発端だった。
amazon Kindle で400円ほど、とかなり安かったのも良い( ・∀・)
相当な財産の分与などは全く顧慮する必要がなく、それはかえって子孫を不幸に陥 れるものだ
幸福は各自、自分自身の努力と修養によってかち得られ、感じられるもので、ただ 教育とか財産さえ与えてやればそれで達成できるものではない。健康も大切、教育 も大切、しかし、世間でその中でも最も大切だと早合点している財産だけは全く不 用で、それよりももっともっと大切なのは、一生涯絶えざる、精進向上の気魄、努 力奮闘の精神であって、これをその生活習慣の中に十分染み込ませることである
交際修養(旅行など)に 25% も使っているのが興味を引く。
ま、それはさておき、最も重要なのは、年収の25%を貯金する、という点だ (ちなみに、僕は 25% は厳しいので(^_^;、15% ほど貯金(+投信)している)。
僕も証拠金売買は絶対にしないと誓っている。
が、理由は異なる。
まず、「投機」という言葉の使い方だけど、投資道に僕なりの定義を書いた。
次に、投機だから悪いのではなく、問題はレバレッジ(=バブル化)にあると思っている。
静かに景気の循環を洞察して、好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い 切った投資を、時機を逸せず巧みに繰り返すよ
これは、経済学者たけなかまさはる氏の発言と同じだ。 この言葉自身がどれほど重要なのかまだ身に沁みてないのでぼんやりとした理解に過ぎないのだけど、 僕が注目する人が二人も同じことを言われているので、大事なことではないか、 と思っている。
「長所と交われば悪友なし」で、その長所のみを採り上げ、その長所のみを利用 すれば、どこにも間に合わぬ部下というものは一人もいない