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縁あって、 長崎県は五島列島(五島市)の奈留島に2泊3日で行ってきた。
長崎空港から福江空港へ。
プロペラ機が、旅情を誘う。
CAがかわいかったな。
地図と実際の地形をみながら、今飛んでいる箇所を確認している。
地図では長崎本土と五島列島は結構離れている印象だったけど、 結構、プロペラ機も速い。飛行時間30分の間、地図と地形を追っかけていたら あっという間に過ぎてしまった。
その途中に取った写真。 どの島か忘れてしまったけど、コバルトブルーが美しい!
空港に着くと…。
なにやら挑発的な顔をした五島のゆるキャラ(?)がお出迎え。
頭につけているのは、五島の名産品である、椿の花…。
しかし、このツリ目の犬?に椿は、全くのミスマッチだと僕は思うのだった…。
全貌はこう。島独自通貨のキャラクターだとか。
もう一人キャラクタがいて、こちらは可愛い。安心した(^_^)。
最近、国の重要文化財になった江上天主堂。 夕方の木漏れ日が映り込む教会が美しい。
残念ながらこの日、中は入れなかったけど、 中は端正なゴシック様式だそうだ。
パッと見、木造の小さな教会に過ぎない。
しかし、長崎の隠れキリシタンの歴史は深い。
僕は、トルデシリャス条約や千々石ミゲルを 知っているので、諸手を挙げて「キリスト教万歳」とは言わない。
しかし、この教会建築にかけた人の熱情には素直に頭を下げて偲びたいのだった…。
月夜の静かな湾。
ほとんど波もなく、聞こえるのは秋の虫の声だけ。
ここはソフトバンクの携帯は圏外ということもあり(^_^;、 静かに一日目を過ごしたのだった。
(港や街中はソフトバンクでも ok なので、誤解なきよう)。
島の全貌を見るにはここ。
案内板にも書いてあったけれど、中世、島の豪族の奈留氏が山城を築いていたとのこと。 確かに人工的な石垣のような配置が感じられた。 今思えば、写真を撮っておけばよかったかなぁ…。残念(^^ゞ
http://www.fwd-net.com/nsan/naru.htm によると、
古代、鳴の一字で鳴嶋と称されていたが、和銅六(713)年に元明天皇の地名を好字二字に統一 するようにとの詔で、奈留としたが近世まで鳴嶋とも呼ばれて続けていたという
…とのこと。
漢字は当時の発音への当て字だから良いとして、僕が気になるのは「ナル」 という苗字。日本語っぽくなく、大陸からやってきた人たちなのかなぁ、 と勝手に想像してみたりする。
奈留氏、今もその子孫がおられる。 素晴らしいことだと思う。 連れの同級生にもその苗字の友人がいたとのこと。
…さて、話は変わるけど、城岳、夜は真っ暗だと思う。 高々標高は200m足らずなのだけど、一人で真夜中に来る勇気はないなぁ(^_^;。
連れは「仕事帰りに良く一人で車で来てた」とのこと。 ずっと住んでると、そんな感覚に成れるのかな…。
奈留島には世界にも珍しいハート型の水晶がとれたとのこと。 今は天然記念物なので、持っていくことは国賊者の盗難者ってことに(^_^;。
とは言え、興味津々で水晶岳を訪れてみたのだけど、単なる山で、 さっぱり分からなかった…。
http://white.ap.teacup.com/simanoisya/414.html によると、 なかなか楽しそうなのにね…。
高校の門の中にあるので、厳密には勝手に入るのはまずいのかも…。 でも、こっそり撮影させて頂きました。ありがとうございますm(__)m。
ユーミンは僕も大好きなアーティスト。 青い空と、静かな海。奈留島の湾を抜け、広く東シナ海につながっている…。
過疎で寂しい街並みだけど、 それでも一生懸命この場で生活している人が居る。 海岸を散歩していると、この曲がついつい頭の中を流れる。
一見、変哲のない、奈留島の信号機。
しかし、島に信号が1つしかない、となると、話は変わってくる(^_^;。
しかも、この信号も、本来不要なのだけど、 「全くないと子供が交通ルールを学べない」と言う理由で、唯一 小学校の前に作った、というのだ。
…ただ、残念なのは、この左手にある小学校は閉校になっていて、 すぐそばの小中高一貫の建物に引っ越してしまっている、ということ。
自分へのおみやげとして、粋なTシャツを買った。 デザインがとても気に入っている。 瞳を閉じて、静かに佇み、微笑んでいる。
なぜか帰路の日曜日、港のショップは閉まっていて、前日たまたま寄った時に 買っておいたのだけど、大正解だった (;・∀・)
夕暮れに映えるプロペラ機が美しい。 2泊3日の旅はあっという間だった…。
奈留神社や街中の教会には今回は行けなかった…。 海水パンツを忘れたので、綺麗な海で泳ぐこともできなかった。 今度は、海で泳げるように海水パンツとゴーグルとサンダルを持って行こう(^_^)。