野口悠紀雄



Sitemap | Profile | タグ一覧
最近の更新
ドライランのありがたみを改めて知る
2024/04/04
伊豆半島
2024/03/31
お出かけチェックリスト
2024/03/29
Ruby
2024/03/27
Kubernetes
2024/03/22
音楽データをDisplayAudioで聞く
2024/03/09
Redmine
2024/02/05
git
2024/02/02
経済
2024/01/08
どうする家康
2023/12/17
MX-Linux
2023/11/06
國體関連学-休学のご連絡
2023/08/13
Debian
2023/08/02
CentOS
2023/06/13
Dell-XPS13
2023/05/23
ベルト
2023/05/18
SourceForge
2023/04/17
確定申告
2023/02/19
さらば「まぐまぐ」
2023/01/09
風猷縄学
2022/11/23


[-] 1. 時事

[-] 1.1. 2013-11-18 愚かな成金国、日本のとるべき道とは?

http://toyokeizai.net/articles/-/23687

タイトルが煽ってるね。いつもの冷静な野口氏らしくないなぁ。

内容は氏のこれまでの主張の要約だから改めてここでは繰り返さないけど、 なんか陰気な文体にちょっとがっかりした。

「こうやって豊かなになろう」と氏自ら実践してそれを披露してくれる 方向を望みたい。

[-] 1.2. 2013-02-06 インフレ目標2%は達成不可能

  • http://www.youtube.com/watch?v=2D34Z7pbiks
  • 2001-2006 既に金融緩和は行なっている。
    • 確かにマネタリーベースは増えた。約2倍
    • ところが、マネーストックは 10% しか増えてない。
    • 経済の全体に貸付が増えなかったため。
      • 当座預金に塩漬けになっただけ。
  • 2008年 1% 増えただけ。
    • 理由は原油価格の上昇。
  • データを無視している。
  • 企業行動に結びついてない。
  • 「糸では引けるけど押せないだろう」
  • 実質利子率が低下する
    • 名目金利 = 実質金利 + インフレ率
    • 一人ひとりが正しくても
    • 実質金利が下がることはない。明白に間違い。
  • インフレ期待 → 支出が増えるのでは?
    • 間違い。名目金利が上がるからインフレになっても同じ貯蓄も増えるため 後に買っても良い。
  • 株・不動産、「上がると思うから買う → だから上がる」
    • これは起こりうる。しかし、これはバブルにつながる。
    • 実体経済と乖離すればいつかは破裂する。
    • 今の株価上昇はバブル
  • 高橋洋一さん
  • 今の円安
    • 安倍バブルが原因ではない。
    • 安倍政権が発足する前から起こっている。
    • ユーロ危機が一服したから。
  • インフレターゲットに行かないままお金を刷り続けると何が起こるか
    • 危険はない。
    • 本当の目的は国債を買うこと。
    • いつまで続けられるか。
      • 札割れが起こる。既に起こっている。
      • 日銀に直接買ってもらう解決策はある。
      • 日銀法を改正して政府が日銀に命令できるようにすると出来るようになる。
  • 手段の独立・目的の独立
    • これは詭弁。
  • 本当の目的を隠すため。
    • 高等手段か?
      • そうではない。
    • 巨額の財政赤字から抜け出せない政府はインフレを求めている。
      • 負担を追うのは国民。
        • 定期預金がチャラになる。
        • 戦時国債が紙切れになった。
        • ハイパーインフレにはならないが、100倍にはなる。
    • 終戦直後と異なるのは、 日本でインフレが起こると予想すればキャピタルフライトが起こる。
      • 国内のインフレが加速し、コントロールできなくなる。
  • 結局は財政出動をスムーズに行うためが目的。
    • 2%インフレ目標、はまやかし。
  • 危険な兆候を見破る方法
    • 資産をドルに変えることを真剣に考えないといけない。
    • 円が4割下落、90円 → 120円から125円になると危険。
  • 本来手術が必要なところを、金融緩和という麻薬を20年飲み続けただけ。

[-] 2. 2013-01-20 NHK日曜討での 対論浜田宏氏とのバトル

[-] 2.1. 僕の感想

(2013/04)植草氏、益田氏、増田悦佐氏の本を読み、 僕は野口氏に軍配を上げたい。「バブル」発言を除いて。

(2013/01)経済学には全く疎いので、どちらが正しいのか分からない。 とりあえず、両氏の言い分を貼っておいて、後のち、どちらが正しかったのかの 材料としたい。

[-] 3. 野口氏批判

野口悠紀雄氏は、エッセイや超整理法で尊敬している人。

本業の経済学では、基本書は色々な人(大竹愼一氏とか)が参考文献に上げている ように、質の高いものだと思う。

なのだけど、いくつか批判が上がっているので以下に挙げる:

[-] 3.1. 2013/04/12 経済学者の野口悠紀雄たちは、いつまでこんな詐欺同然商売を続けるのか

http://iiyu.asablo.jp/blog/2013/04/12/6774979

ちょっとこれは言いすぎかな、と僕は思う。

裏でつながっているかどうか、ではなく、正しいかどうかで判断するべきでは?

で、僕はアベノミクスに関しては、野口氏が正しいと思っている。 一点を除いては。

その一点というのは、正三郎氏もこのページで指摘しているように 「今がバブル」というもの。

収益還元法で見て、株価はまだ割安だと植草氏は指摘している (2013/03時点(*))。 僕も、これを支持している。

野口氏が「バブル」という場合、きちんとその根拠を指摘して欲しいな、 と思っている。

(*)ただし、別の理由で2013年7月がピークかも知れない。 詳細はここには書かない。

[-] 3.2. 2012/09/19 経済学者の野口悠紀雄は、本業でも支離滅裂じゃないか

http://iiyu.asablo.jp/blog/2012/09/19/6578073 (経済学者の野口悠紀雄は、本業でも支離滅裂じゃないか) と。

正三郎氏の執拗な(失礼^_^;。僕は氏のファンでもあるので、軽く流して下さい) 野口批判、一つ二つ間違っていても、100%でなくても、 60%正しければいいじゃないですか、 それ以上野口氏を批判しなくても、と僕は思うのだけど(*)、 でも、確かにおかしいな、と思うところはあった。それは、

リーマンショックを予想も警告もせず、その前後での自身の発言に対する
総括がない。

…という点だ。

( (*)50%正しい人は全く信用できない、というのは情報理論習った人なら分かるよね。 60%ルール、と呼びたい。)

せめてリーマンショックについて、尊敬する野口氏には総括して欲しいのだ。

ところで、リーマンショックは 2008 年に起こったけれど、 2006年に予想していた人がいた。大竹愼一氏だ。

氏は、推奨していた SFCG の破綻で相当攻撃されているとは思うのだけど、 この予想に関しては注目せざるを得ない。






Generated by juli 2.3.2